太陽光発電には住宅用と産業用がありますが、それぞれ何が違うのか説明できる人は少ないでしょう。
どちらでも好きな方を設置できるわけではないので、太陽光発電の導入を考えている人は住宅用と産業用の違いを知っておきましょう。
そこで今回は、住宅用と産業用の太陽光発電の違いについて解説していきます。
▼システム容量の違い
住宅用と産業用では、システム容量に違いがあります。
住宅用太陽光発電は10kW未満、産業用太陽光発電は10kW以上となっています。
一般的な住宅の屋根には基本的に10kW以上の太陽光発電を設置することはできませんが、カーポートや倉庫などにも太陽光発電を設置することで容量を増やすこともできます。
▼構成機器の違い
産業用太陽光発電の構成機器は、太陽光パネル・架台・パワーコンディショナー・接続箱・基礎の5つで、容量が50kW以上の場合は、キュービクルと集電箱がプラスで必要になります。
一方住宅用太陽光発電の構成機器は、太陽光パネル・架台・パワーコンディショナー・接続箱・分電盤の5つです。
▼設置する場所と面積の違い
住宅用太陽光発電は主に住宅の屋根に設置しますが、産業用太陽光発電を設置するにはそれなりの面積が必要になります。
たとえば地面に設置する場合は約150㎡以上、屋根に設置する場合は100㎡以上の面積が必要です。
▼まとめ
住宅用と産業用の太陽光発電では、システム容量や構成機器、設置に必要な面積など異なる点がいくつかあります。
弊社では住宅用及び産業用太陽光発電に対応しているので、太陽光発電の導入をお考えの方はぜひご相談ください。